9.11 テロとの戦いは続く
2001年9月11日の同時多発テロから7年の歳月が過ぎた。ワシントンでは、半旗を掲げ、ビルの中には、大きな星条旗を上から垂らすように掲げているところがある。旅客機が墜落したペンタゴンではブッシュ大統領を迎えて追悼式が行われ、ベンチに犠牲者の名を刻んだ新たなメモリアルが完成した。
一方で年月が経つと、人々の記憶も薄れがちになり、「テロとの戦い」は大統領選挙の争点としても大きな変化が起きている。例えば、ギャラップ社の調査によれば、選挙戦の最大の関心事項として、テロは2002年に約4分の1を占めていたが、06年に16%、本年は4%と下がり、経済やガソリンの値段をはじめとするエネルギー問題に関心が移ってきている。
また7年が経過し「テロの戦い」はどうであったのであろう。何を持って戦いの終わりとするのであろうか。果たして戦いに終わりが来るのであろうか。この7年間に払ったお互いの犠牲を考えると、色々な思いが去来する。確かに様々な面でテロ対策は進み、テロを未然に防いた事例も多いのだが、イラクやアフガンのみならず、テロは世界中で依然として頻繁に起きており、テロ根絶への根本的な解決には全くいたっていない。ましてやブッシュ政権の「イラクでの治安はよくなり、成功を収めている」との分析は、本来の「テロとの戦い」とは本質的に違うものである。ようやく、アメリカも軍事力だけでは「テロの戦い」には勝てないということに気がついたが、これからも出口が見えない長い戦いの道のりは続くであろう。もちろんこれは他人事ではなく、日本も同じである。
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コメント
ベトナム戦争と同じで戦争が無ければ困る軍産複合体が世界に多数存在しており戦争を続けることに本来の目的があるとすれば納得できるでしょう。 常にアメリカは世界のどこかに戦場を設定し続けているように思えてなりません。
投稿: | 2008年9月19日 (金) 12時49分